NEWS

/ Information

TITLE

Scyeが手がけた御幸毛織の四日市工場スタッフユニフォーム

この度、「5525 gallery」のTITTO氏を通じて、高級服地及びスーツの製造販売を行っている御幸毛織株式会社よりご依頼を受け、四日市工場のスタッフユニフォームのリニューアルのお手伝いをさせて頂きました。

約2年半という長い時間を掛けて、工場で働く方々に高い安全性と快適な着心地、機能性を考慮したデザインのユニフォームを制作致しました。また、世代交代と共に増えた若手スタッフの意向も踏まえ、スタイリッシュな外観にもこだわりました。

キャップ、ブルゾン、パンツには丈夫でユニフォームに最適な素材「日東紡ドラゴンツイル」を使用。ブルゾンのデザインは御幸のロゴマークを背中に大きく配置し、社員であることを誰が見ても一目でわかるようにしました。

ラグランスリーブを採用することで、腕周りの運動量を確保して動きやすさを実現し、前合わせを比翼にすることでファスナーの露出を避け、ファスナーの耐久性や安全性に配慮。また、¼“二本針巻き縫いやパイピング始末のアームホールなどで生地の断ち端を処理し、ハードな洗濯にも耐えうるようにしました。

トラウザーは動きやすさを重視して、脇にスケールポケットを配置し長尺物を収納可能にしました。また、ヒップポケットに御幸のロゴマークを刺繍してブランドアピールを図り、ポケット底を二重にすることで擦り切れや穴を防ぐ工夫を施しました。

キャップは安全性を重視し、機械への髪の毛の巻き込みを防ぐように設計されています。夏場の工場内での暑さを考慮して、サイドには通気性の良いメッシュ素材を使用し、ツバを短くすることで作業中の手暗がりを解消。深めのキャップは束ねた髪を収めることも可能で、御幸毛織のロゴマークが刺繍されています。

Scyeが得意とするワークウェアの知識や機能性に加え、老若男女が格好良く着用できるデザイン性の高いユニフォームが完成しました。